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ロレックス, 時計買取, 時計買取の基礎知識

アンティークロレックスの価値と買取の注意点

圧倒的な資産価値を持つロレックス。現行モデルは勿論のこと、製造終了モデルも世界中から高い評価を獲得しています。

そんなロレックスですが、近年アンティークロレックスの人気が高まっているのをご存知でしょうか?

全てのロレックスにおいて最も高い資産価値を持つのはアンティークロレックスともいわれており、50年以上も前に製造されたモデルでありながらも、その価値は絶大です。

今回はアンティーク ロレックスの買取について掘り下げます。

自宅の押し入れに眠っているロレックス。もしかしたら高く売れるかもしれませんよ。

アンティークロレックス 買取

 

アンティークロレックスの定義

アンティークロレックスには様々な定義がありますが、一般的には1970年代以前に製造された個体のことを指します。

30年以上も前に発売されたモデルであるため高い実用性を求めることができませんが、現行モデルにはない唯一無二の魅力があります。

アンティークロレックス 買取

ロレックスは時計でありながらも美術工芸品とも呼べるモノです。

他のアンティーク品と同じく、世界中に熱狂的なコレクターがいます。

そのため時計としての実用性が失われていても、人気のあるモデル・個体であれば現行品よりも高く売ることが可能です。

特に状態の良いものは高く評価され、超レアモデルであれば500万円を超える買取査定が提示されることもあります。

最近は1970年代の個体も価値が上がっており、古いロレックス全般の価値が上がっているといえるでしょう。

 

価値の高い アンティークロレックス

アンティークロレックスの買取査定は状態の良し悪しが買取価格に直結します。現行モデルは状態による差がそこまで大きくありませんが、アンティークに関してはコンディションによって買取額に2倍もの差が生まれることも珍しくありません。

とはいえ、型番そのものに価値が出やすいモデルと出にくいモデルがあるのも事実です。

そこでここでは狙い目のアンティークロレックスをご紹介します。

 

アンティークロレックス① GMTマスター

近年のスポーツロレックスの中でも特に注目を集めているGMTマスター。

型の古いモデルの価値が高いことでも知られるコレクションですが、4桁リファレンスの個体の価値は軒並み上がっています。

 

ロレックス GMTマスター 18番 1675 ブラックミラー/小針 エクステンションUSリベットブレス

 GMTマスター 1675 ブラックミラー/小針

1959年に第2世代のGMTマスターとして誕生したRef.1675。アンティークロレックスの中でもとりわけ評価を高めている個体です。

40mmにケースサイズがアップし、ブレスレットにジュビリーブレスとオイスターブレスの2種類がラインナップされました。

約20年間に渡って製造されたロングセラーモデルであるため、年式によって仕様が違うことが特徴です。

初期の方は独特な照りのある「ブラックミラーダイヤル」、上品に輝く「ゴールドレター」が文字盤に採用されており、超レア個体として数百万の価値を持ちます。

 

ロレックス GMTマスター 6542

こちらの時計は初代GMTマスターであるRef.6542。38mmステンレスケースに青赤ベゼルを配した個性的なモデルとして発表されました。

割れやすいベークライト仕様であったため、2年後にアルミベゼルに仕様変更が施されましたが、今となってはオリジナルモデルの価値が大きく高まっています。

殆どお目にかかれない幻の逸品であり、買取価格は数百万円に達することでしょう。

 

 

アンティークロレックス② サブマリーナ

初代サブマリーナが開発されたのは1953年。

100m防水・潜水時間を測定するための回転ベゼルを搭載した「過酷な環境で活躍するプロダイバー」向けに作られた、プロフェッショナル用の防水腕時計として開発されます。

他のモデルと同じくアンティークロレックスとして価値が高いのは4桁リファレンスのモデル。特に1953年頃から1958年までに製造された”Ref.6200″サブマリーナは資産価値 数千万円以上といわれている激レアモデルです。

 

サブマリーナ 6200

初代サブマリーナと同時期に発売されたモデルRef.6200。

厚みのあるケースが特徴で「BREVET」の刻印が入った8mmのデカリューズを採用した200m防水時計です。現代においては数千万以上の価値を持ちます。

 

サブマリーナ 5513

生産期間が30年に渡ったロングセラーRef.5513。マイナーチェンジが多く、文字盤やムーブメントに様々なバリエーションが存在します。

 

ロレックス サブマリーナ デイト 1680

ロレックス サブマリーナ デイト 1680

サブマリーナの4桁リファレンスは非常に種類が豊富です。まずお目にかかれない激レア個体も数多く存在しますが、市場に出回ることが多い60年代製造モデルに関しても高価買取ができます。

例えばこの1680。

デイト表示が付いた最初のモデルであり、希少価値の高いSUBMARINERの表記が赤い通称「赤サブ」と呼ばれる個体であれば200万円以上の買取価格が提示されることもあります。

1680以外でも4桁リファレンスであれば100万円前後の査定となることもあるので、アンティークロレックスの中では特に狙い目なモデルといえるでしょう。

 

 

アンティークロレックス③ エクスプローラー

エクスプローラーは人類未踏の地へチャレンジする探検家(エクスプローラー)のために、1953年に開発されたモデルです。初代モデル Ref.6350を筆頭に6610、5500、5504といったリファレンスを持つアンティークモデルが存在します。

ただ、これらのモデルは滅多に出回ることがないため、1963年に発売された 3rdモデルRef.1016が現実的な狙い目のモデルといえるでしょう。

ロレックス エクスプローラーI 1016

ロレックス エクスプローラーI 1016

現在のエクスプローラーの原型となったともいえるエクスプローラーI 3rdモデルRef.1016。

エクスプローラーの基本デザインを確立し、ロングセラーとなりました。生産時期と搭載ムーブメントの違いによって初期、前期、後期モデルに分けられます。

 

ロレックス エクスプローラー 1016 アンティーク

Ref.1016はどの個体であっても高価買取が期待できますが、初期型に見受けられるブラウンに文字盤が変色した個体に関しては通常個体の2倍以上の価値が付けられることもあります。

時計買取は型が新しいほど査定額が高くなるのが常識ですが、アンティークロレックスに関してはそれが当てはまりません。

 

 

アンティークロレックス④ デイトナ

時計に詳しい人ならば、真っ先に浮かぶアンティークロレックスはデイトナだと思います。

ロレックスが誇る全てのモデルの中でもアンティークデイトナの価値は別格です。

現行モデルを凌ぐ買取査定が提示されるケースが殆どを占め、コレクター垂涎の逸品として高い評価を獲得しています。

 

ロレックス デイトナ ポールニューマン Ref.6241

ロレックス デイトナ ポール・ニューマン Ref.6241

4桁型番のデイトナは全て希少であり、圧倒的な資産価値をもちますが、その中でも特に価値が高いモデルがRef.6241。

Ref.6241は初代デイトナRef.6239が発売されてから2年ほど後に誕生したモデルで、プラスチックベゼルが配されていることが特徴です。

どの個体も超高価なヴィンテージモデルですが、特にこのポール・ニューマンと呼ばれる個性的な個体は絶大な人気を誇ります。

価値は1000万円オーバー、買取額に関しても高級時計屈指の額となることでしょう。

 

ロレックス コスモグラフ デイトナ  6265 アンティーク

ロレックス デイトナ Ref.6265

アンティークデイトナとして絶大な人気を誇るRef.6265。デイトナ第3世代にあたるモデルで、手巻きデイトナとしては最終型になります。

デザイン面は第2世代から大きな変化はありませんが、スクリューロック式のプッシャーが採用されたことにより防水性能は50mに向上、オイスターケースの称号を得ています。

価格はRef.6241 ポールニューマンほどではありませんが、売価800万円オーバーで取引されています。

 

このように、デイトナの手巻きモデルの価値は圧倒的です。

その他モデルも500万円を超える買取価格となり、他の追随を許さないほどの資産価値を誇ります。

ただ、アンティークデイトナを買取に出す際の注意点が一つ。

それは評判が良く、尚且つ資金力のある有名店に持ち込むのがベストであるということ。

ロレックス 買取専門店

4桁リファレンスのデイトナは査定額が大きいので、資金力がある店舗でなければ扱えません。

そのため銀座や新宿、渋谷といった一等地の店舗に買取依頼をするほうが良いです。

また、ロレックス専門店に依頼するのも賢い選択といえます。

 

アンティークロレックス⑤ オイスターデイト プレシジョン

オイスターデイト プレシジョンはオイスターケースを採用した手巻きロレックスです。

現在のオイスターパーペチュアル・デイトジャストの原型ともいえ、あらゆる特徴をもつ個体が数多く発売されました。

手巻き ロレックス 買取

プレジションのラインナップは多岐にわたっており、針だけでもペンシル・楔形・バータイプと実に種類が豊富です。

文字盤もシルバー・ホワイト・ブラック・グレーといったバリエーションがあり、年代や個体によって価値は大きく異なります。

ちなみに特別なレア個体でなければ、中古販売相場は30万円~50万円ほど。

もちろん、中には100万円に迫る価値をもつ個体も存在します。

買取相場は状態や買取店によって大きく変化しますので、プレジションの買取依頼を出す際にはアンティークロレックスを得意とする店舗を利用するのがベストです。

 

アンティークスロレックス⑥ チェリーニ

不変のエレガンスを誇る「チェリーニ」。

1928年に誕生し、どの時代においても「不変のエレガンス」を守り続けてきました

現行のチェリーニでは素材や仕上げの美しさによって究極の美が表現されていますが、アンティークモデルに関しては幅広い個性を楽しむことができます。

チェリーニ アンティーク

チェリーニのファーストモデルは1910年頃に製造され、ラウンド型だけでなく、トノー型、正方形、長方形、八角形のオクタゴンといった様々な形のモデルが展開されました。特に長方形のモデルはプリンスと呼ばれ、手巻きロレックスの希少モデルとして今でも人気があります。

スポーツモデルと比較すると買取価格は落ちますが、状態さえよければ高価買取も十分狙えます。

 

ロレックス チェリーニ

ロレックス チェリーニ Ref.3904 アンティーク 

この個体は1967年頃に製造された、手巻きCal.1600搭載モデル。

イタリア・ルネッサンス期の有名な金細工士「ベンヴェヌート・チェッリーニ」の華麗な作風にインスピレーションを得て作られた“チェリーニ”コレクションの人気モデルです。

完全なるドレスウォッチとして製作された珍しいモデルであり、今となっては希少な一本となっています。

 

 

アンティークロレックス⑦ カメレオン

アンティークロレックスはレディースにも存在します。

その最たる例は、カメレオン。

カメレオンは1950年代に誕生し、1960年代には生産終了しました。非常に小振りで、小指の先程の時計本体にストラップを細い穴に通す仕様になっており気分で革ベルトを簡単に付け替えることができます。

レディースロレックス カメレオン 買取

製造終了後しばらくは注目度の低い過去の遺産とされてきましたが、次第に世界中で注目され始め、日本においてはドラマ「やまとなでしこ」で、松嶋菜々子さんが着用したことから広く知られるようになりました。

ブームから20年が経過しようとしている今尚人気を博し続けており、コンディションの良い個体の需要は増しています。

 

 

アンティークロレックスを高価買取してもらうためには

アンティークロレックスの価値は近年上昇し続けており、今まさに売り時を迎えています。

ただ、高価買取をしてもらうためには幾つかの工夫が必要です。

ロレックス 買取申し込み

 

 

出来るだけ状態を綺麗にする

手巻きロレックスは古い時計になるため、汚れや埃が付着していると思います。

ガラスの内部やムーブメントの汚れは業者でなければ落とせませんが、最低限自分で落とせる汚れは「湿らせた布」を使って落としておくことがオススメです。

ただ、その際に水で洗い流すことはやめましょう。

手巻きロレックスのような古い時計はパッキンの劣化やケース形状の変化から防水性が低下している事が多く、防水性に優れるオイスターケースであっても水に漬けることは控えたほうが良いです。

 

 

無理に修理に出す必要はない

時計を綺麗に見せようとして、修理業者にパーツ交換を依頼する方がいますが、実はこれはオススメできません。

パーツ交換をしてしまうと折角の希少価値が損なわれ、逆に評価を落とす要因に繋がります。

特に文字盤や針はオリジナルのものを好む方が多いので、たとえ錆が出ていてもそのままにしておいた方が良いです。

手巻きロレックス オーバーホール

また、仮に時計が止まっていても無理にオーバーホールに出す必要はありません。

高級時計は店舗側で再販売の際にメンテナンスが施されるため、時計オーナー側でオーバーホールを依頼すると逆にオーバーホール代を損をしてしまいます。

それに業者によってはパーツを交換してしまう恐れがあるため、オススメできません。

希少価値が失われた時計はただの古い時計となってしまうため、出来る限りオリジナルの状態をキープしましょう。

 

 

付属品をシッカリと揃える

手巻きロレックスは通常のロレックスよりも箱や保証書と付属品に高い価値がついています。

どんな買取品も付属品が残っている方が価値が上がりますが、アンティーク時計に関してはそれが如実に現れますので、どんなに汚くても必ず時計と一緒に買取をしてもらった方が良いでしょう。

手巻きデイトナ 付属品

 

 

まとめ

手巻きロレックスは現行モデルにはラインナップがなく、今から40年以上も前に製造されたアンティークロレックスに存在します。

どのモデルも非常に価値が高く、状態さえよければ高価買取されるでしょう。

ただ、店舗によって査定が大きく異なりますので、依頼の際には是非ネットで口コミを調べて、優良店にご依頼することをオススメ致します。

アンティークロレックスの買取は通常のロレックスの買取よりも遥かに難しく、専門知識を要します。

適正価格で買取してもらうためには、高く売れる店舗を選ぶことが何よりも大切です。

 

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この記事を監修してくれた時計博士

田所 孝允
田所 孝允

田所 孝允(たどころ たかまさ)

  • (一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
  • 高級時計専門店GINZA RASIN 販売部門 営業物流部長

1979年生まれ・神奈川県出身。
ヒコみづのジュエリーカレッジ ウォッチメーカーコース卒業後、アンティークウォッチ業界へ。販売・広報を経て、店長を務めていた。
現在はGINZA RASINで商品管理部のチーフに就任。仕入れや買取など、新品・中古・アンティーク問わず幅広い商品管理業務を統括している。
なお、アンティークウォッチへの情熱は健在。アンティークウォッチの買取査定はもちろん、記事執筆・監修にも力を入れている。時計業界歴18年。

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