• Twitter
  • Instagram
  • line
  • Facebook
  • weibo
  • WeChat

オーデマピゲ・パテックフィリップ・ヴァシュロン買取強化

カルティエ, 時計買取, 買取相場

カリブル ドゥ カルティエが生産終了!買取相場はどうなる?

ご存知の諸氏も多いかもしれませんが、生産終了した時計は相場が上がるケースがあります。もちろん全てのブランドの全てのモデル、というわけではないのですが、市場に新品が流通しなくなることで頭数が減る―つまり供給が減ることで自然と取引価格が上がる、といった傾向が見られます。

そのため私たち買取店のスタッフは、各ブランドの新作・生産終了モデルに対して常にアンテナを張っているのですが、ことカルティエは難しい!なぜなら、カルティエは最近、何の前触れもなくカタログからシリーズを消し、時間が経ってから「あれは生産終了したのか」と気づくことが多いためです。

そんなカルティエのカタログから、なんとカリブル ドゥ カルティエの姿が消えています・・・!どうも、生産終了と相成ったようです。1・2月あたりでしょうか。

カリブル ドゥ カルティエと言えば、2010年に時計界に彗星のごとく現れ、メンズ新定番の代表選手として名高いモデル。タレントの梅宮辰夫さんや稲垣吾郎さんなど芸能人・有名人の愛用者も多く、幅広い世代の人気を集めてきました。

 

そんなカリブル ドゥ カルティエが生産終了となれば、気になるのはこれから売ろうとお考えの方ではないでしょうか?

この記事では、東京 銀座に時計買取サロンを構えるGINZA RASINのスタッフが、カリブル ドゥ カルティエの生産終了が与える2021年買取相場への影響と、売り時を考察してみました!

カリブル ドゥ カルティエ ダイバー

※掲載する情報は2021年1月現在のものとなります。買取相場の高騰をお約束するものではありませんので、参考程度にお読みください。

 

カリブル ドゥ カルティエとは?

カリブル ドゥ カルティエは、2010年に誕生したメンズ専用コレクションです。

もともとサントスやロードスター、パシャなどメンズラインはありましたが、「専用」シリーズは同社初。さらに、発売当初から「これまでのカルティエのイメージを払拭した」と言われるほど、大胆な新シリーズとして時計業界に大きな話題を呼びました。

その理由は大きく分けて二つあります。

一つ目は、非常に力強いデザインをしていたこと。カルティエはタンクシリーズにしろサントスにしろ、どちらかと言えばお上品なモデルが多くなります。出自がフランスのジュエラーであることが大きいでしょう。

しかしながら誕生したカリブル ドゥ カルティエは、大胆なまでにスポーティー!

カリブル ドゥ カルティエ

一応、サントスやロードスターもスポーツラインでしたが、ここまで男性らしく、かっこよさが前面に押し出されたのはカリブル ドゥ カルティエをおいて他にありません。

直径42mmというビッグサイズ(ただし2015年からはダウンサイジングした38mmモデルもラインナップ)に多層的になったベゼル、力強いリューズガード・・・また、ブレスレットのコマも大きめで、「メンズのためにデザインされた高級腕時計」といった様相です。

 

二つ目の理由は、カルティエ初となるマニュファクチュール・ムーブメントであること!マニュファクチュールとは自社でムーブメントから時計製造を行う生産スタイルを指しますが、独自工房を設立のもと、自動巻きCal.1904PS MCを当シリーズのために開発しました。

ちなみにカリブル ドゥ カルティエの「カリブル(calible)」は、フランス語でキャリバーを意味します。

なお、このムーブメントは自動巻きでありながらも薄型設計であることも魅力。そのためスポーティーなだけではなく、カルティエらしい上品さも忘れていないのが当シリーズとも言えます。

そんなカリブル ドゥ カルティエ。2010年代は過去類を見ないスポーツウォッチ人気が一世を風靡したこともあり、新たなるメンズ定番として君臨するようになりました。

当店は高級時計の販売も行いますが、カリブル ドゥ カルティエは飛ぶように売れおり、ロレックスやオメガ、フランクミュラーなどに次いでお問合せの多い人気商品です。

 

 

カルティエ 2021年買取相場はどうなる?売り時はいつ?

カリブル ドゥ カルティエ ダイバー

冒頭でもご紹介したように、ブランドによっては生産終了したモデルは値上がりの傾向を見せることがあります。

では、カリブル ドゥ カルティエはどうでしょうか?

カタログから消えた時期は定かではありませんが、主要モデルの実勢相場(中古での販売価格を参照)を見てみましょう。併せて当店での参考買取価格も掲載いたします。

 

 

カリブル ドゥ カルティエ ダイバー WSCA0010

カリブル ドゥ カルティエ ダイバー WSCA0010

定価:920,700円

買取価格:510,000円(キャンペーン価格/条件あり)

実勢相場:60万円台後半~70万円台半ば

 

カリブル ドゥ カルティエの一番人気がコレ!

逆回転防止ベゼル搭載・300m防水と、国際規格ISO6425に則ったプロユースでありながらもカルティエらしい上品さを併せ持つ名作です。

 

 

カリブル ドゥ カルティエ ダイバー W7100056 

カリブル ドゥ カルティエ ダイバー

定価:920,700円

買取価格:380,000円(キャンペーン価格/条件あり)

実勢相場:60万円台~

 

 

カリブル ドゥ カルティエ ダイバー W7100054

カルティエ カリブル W7100054

定価:1,458,000円

買取価格:710,000円(キャンペーン価格/条件あり)

実勢相場:90万円前後~

 

 

カリブル ドゥ カルティエ W7100016

カリブル ドゥ カルティエ W7100016

定価:861,300円

買取価格:370,000円(キャンペーン価格/条件あり)

実勢相場:50万円前後~

 

 

最近のカリブル ドゥ カルティエの実勢相場を見てみると、年末にかけて一気に上昇ラインを描き、今また落ち着いてきたような状態です。

ただ、カリブル ドゥ カルティエの生産終了は恐らく昨年末頃の決定かと思われますが、年末はカルティエの需要自体が著しく高まるため(クリスマスプレゼントとしてのニーズが高い)、生産終了との相関関係はあまりないと思われます。

 

しかしながら、2020年を通してみると、この度の生産終了による影響が全くないとは言えません。

むしろ、買取相場には既に影響が出ています。

例えば一番最初にご紹介しているカリブル ドゥ カルティエ ダイバー WSCA0010ですが、こちらは2020年2月時点では480,000円の買取相場を提示しておりましたが、現在510,000円。3万円アップとなります。

また、カリブル ドゥ カルティエ ダイバー W7100056 は2020年2月時点で350,000円でしたが現在380,000円。30,000円アップです。

 

さらに、カリブル ドゥ カルティエの2021年の買取相場は、さらに上昇するのではないか、というのが当店の予測です。

そう言える理由は、そもそも以前からカルティエの新品が市場になかなか出回らない、ということが一つ挙げられます。

カリブル ドゥ カルティエ

カルティエは、現在並行輸入店に新品を卸さない方針となりました。

これはカルティエのみならずリシュモングループ全体の意向のようで、IWCなどにも言えることです。

リシュモンが代理店などに規制を設けており、万が一並行輸入店へ商品を販売していることが発覚したら、ライセンスを取り上げられてしまうとか(シリアルなどで辿れる)。

そのため、ここ二・三年は、カルティエの新品仕入れが難しい状況です。

これが意味するところは、多くの時計店でカルティエ時計の確保に意欲的、ということ!とりわけカリブル ドゥ カルティエのような人気商品は、どの時計店でも欲しがる傾向にあります。

カリブル ドゥ カルティエは製造期間が10年となり、タンクシリーズなどより比較的早く生産終了となったことから、今後ますます市場での稀少性は高まると思われます。

もちろんロレックスほど急激に上がるものではありません。しかしながら前述の通り、流通量が減少していることは事実。

 

もし使っていないカリブル ドゥ カルティエがあれば、今後、大きな売り時を迎える可能性があります!!

もちろん為替相場やクリスマスなどの季節的要因にも大きく左右されるので、「いつ」「どのように上がる」かは明言できませんが、所有している方は当店を始めとした時計買取店の買取価格をマメにチェックすることをお勧めいたします。

もし今現在使っていない、というのであれば、一度査定にだけでも出してみましょう。思わぬ買取価格がつくかもしれません。

 

なお、カリブル ドゥ カルティエに限らず、保証書は絶対に捨てないようにしましょう!

もちろんどのブランドでもそうですが、特にカルティエは保証書の形式によって買取査定額が大きく異なる可能性があります。と言うのも、冊子タイプの保証書は直営ブティックで発行されたことを意味しており、欲しがる方は少なくありません。

もちろんカードタイプであっても価値があります。査定の際は必ず一緒にお持ち込みください。

 

まとめ

カリブル ドゥ カルティエの生産終了についてお伝えいたしました。

冒頭でも述べたように、生産終了したモデルは相場が上がる可能性があります。カルティエの流通量が年々減っていることを鑑みれば、カリブル ドゥ カルティエをお持ちの方にとっては、あるいは朗報かもしれません。

なお、時計は精密機器ですので、全く使っていないのであればお早めにお売りになることをお勧めいたします。当店ではカルティエの買取を強化しておりますので、ぜひ一度ホームページを覗いてみてくださいね。

 

カルティエ 買取情報

 

あわせて読みたい関連記事

この記事を監修してくれた時計博士

新美 貴之(にいみ たかゆき)

  • (一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
  • 高級時計専門店GINZA RASIN 販売部門 店舗営業部 部長

1975年生まれ・愛知県出身。大学卒業後、ロレックス専門店に入社。販売・仕入れに長年従事した。
その後、並行輸入商品の幅広い商品の取り扱いや正規代理店での責任者経験を経て、2017年にGINZA RASINに入社。
店舗運営や商品管理・メンテナンスを統括し、社員教育にも力を入れている。時計業界歴24年。

監修記事一覧 >>

買取はこちら 買取はこちら

時計の買取はコチラ

査定金額を知りたい方はコチラ

スマホで簡単に査定 かんたんLINE査定 気軽に査定額が知りたい スピード無料査定
オーデマピゲ・パテックフィリップ・ヴァシュロンコンスタンタン強化買取 宅配買取キャンペーン RASINオンラインサイトへ RASIN買取サイトへ WEBマガジン

カルティエのブログ一覧


オメガ買取強化10%UP
オーデマピゲ・パテックフィリップ・ヴァシュロン買取強化
買取キャンペーン
WEBマガジン
販売サイトへ
買取サイトへ

 

お勧めアイコン
ロレックスの買取相場

 

お勧めアイコン
人気記事ランキング
お勧めアイコン
おすすめ記事


ページトップへ