PATEK PHILLIPPE 3970
日々勉強中の私ですがたまには振り返り纏めなければ忘れてしまう事もしばしばです。
そんなものの1つをここで整理する為にも振り返ってみたいと思います。
パテックフィリップ グランドコンプリケーション パーペチュアルカレンダー クロノグラフ 3970
もー、これ本当に厄介なヤツです!だってメーカーが詳しい事公表してませんから。。。
なのに人気は高い!
私も色々調べてみましたが、調べれば調べるほど分らなくなる。
その中でざっくりですが纏めてみたいと思います。
パテックフィリップ グランドコンプリケーション パーペチュアルカレンダー クロノグラフ 3970EJ
う~~~ん、カッコイイ!!!
発売は1986年 製造終了は2004年
パテックフィリップのコンプリケーションモデルの中でも特にファンが多く、コレクターズピースとして不動の地位を築いています。
ムーブメントはレマニアベースの手巻きCal.27-70Q
24石
1万8000振動/時
パワーリザーブ60時間
3970の分類の仕方ですが
ケースで3種類、文字盤で3種類に分類されます。
一般的にはケースの分類を”シリーズ”とし、1st シリーズと言い、
次に文字盤の分類を”世代”として1st ジェネレーションと呼ばれます。
ケースによる分類
1stシリーズ
裏蓋がスナップオン(はめ込み式)になっています。
これは、初期のモデルのみに採用され、製造個数は、およそ100個
程度と言われ、3つのシリーズの中では最もレアと言われています。
2ndシリーズ(1988年頃~)
裏蓋が、スクリューバック(ねじ込み式)に変更。
3rdシリーズ(1991年頃~)
リファレンス変更 ref3970E
ソリッドバックの裏蓋とサファイアクリスタルの裏蓋がセットで販売される。
一説には裏蓋にサファイアクリスタルバックが用いられたref.3971が発表され、その後、顧客よりref.3970モデルのスケルトンバックの個別注文が相次いだ為とも言われています。
*2ndシリーズと3rdシリーズの境目が難しい所です。
一般的にはレファレンス3970E からが3rdシリーズと言われていますが、リファレンスの最後に付くアルファベットのEとはetanche→フランス語で「防水」の意味と言われています。そう解釈するとスクリューバックのものにはEが付く事に。紛らわしいことに、個体によってはオリジナルギャランティに3970としか記載されていないものが見られます。しかし、ソリッドバックの刻印は3970Eとなっています。同時に殆どの個体はアーカイブス上では3970Eとなっています。
上記の事象から考えると3970Eは2ndシリーズから使われていたと思われます。
中にはスケルトンバックが紛失してしまった3rdシリーズもあるだろうし。。。
別注で作ったスケルトンバックの2ndシリーズも無いとは言えない。。。
そう考えると製造年代で区切るのが1つの方法ではないでしょうか。
バックル
3rdシリーズの途中までは山型の尾錠が採用され、1997年以降のモデルにはディプロイメントバックルが採用されていると言われていますが、
これも普段使いを考えディプロイメントに変更している人も多いので。。。
ダイヤルによる分類
第1世代
非常に微妙なシルバー2トーンで、バトン型のインデックス、針はリーフ型。また、日付の数字がそれ以降の世代と異なる。また、初期のモデルの方が、印刷が比較的薄め。
第2世代
第1世代との差は非常に微妙で、ダイヤルが2トーンで無いこと、日付のフォントが違う事、またダイヤルのフォントも多少異なる。カレンダーの日付が31・1となっており、「・」が入っている。
第3世代
インデックスがそれまでのバトン型ではなくトライアングル型。、針もそれまでのリーフ型からバトン型。文字盤の濃度が若干濃くなっている。
するとコイツは3rdシリーズの第2世代になります。
ディプロイメントバックルにちゃんとソリッドバックとピンまで付属です!
と、ここまでが本当にざっくりとした分類になります。
あっ、因みに素材はYG以外にもWG,RG,PTもあります。
文字盤にはブレゲ数字&針のものやWG,PT素材には黒文字盤も黒文字盤ダイヤインデックスもあり、絶大な人気があります!
あ~~~、いつか所有してみたいですね~~~。
いつか所有出来るのでしょうか?
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