ご存知の通り、ここ数年すさまじい勢いで相場が上がり続けているロレックス。
もはや時計好きにとってはロレックスが高騰していると聞いても驚かないのではないでしょうか。
しかし、これまで高騰するものの多くは5桁品番のロレックスでしたが、近頃は6桁も徐々に相場があがっているものが増えてきています。
5桁のロレックスは高騰を見越して狙っている方も多いでしょうが、6桁に目を付けている方はまだ少ないのではないでしょうか。
今回はそんな6桁品番の高騰しているモデルについてご紹介していきます。
①ロレックス ヨットマスター 116622 シルバー文字盤
ヨットマスター 116622シルバーの価格推移
116622は文字盤がシルバー、ダークロジウム、ブルーの3タイプありますが、いま高騰しているのは文字盤がシルバーのモデルです。
というのもダークロジウム、ブルーは現在も生産されていますが、シルバーは2016年に発表されたダークロジウムと入れ替わる形で生産終了となったのがプレミア化が進んだ要因です。
ただ、高騰は生産終了直後ではなく、徐々に値を上げていき、ここ数か月で一気に高騰したといった感じです。
また、他の2色と違うのが文字盤にもプラチナが使用されている点です。こういった、他とは少し違った要素も高騰の一因かもしれません。
②ロレックス デイトナ 116520/116500LN
デイトナ 116520 ホワイトの価格推移
デイトナ 116500LN ホワイトの価格推移
言わずもがなプレミア価格の代名詞ともいえるデイトナ。
当然の如く高値を更新続けている同モデルですが、ここ数か月で最新モデルである116500LNを、1つ前の旧モデルである116520が、大幅な高騰により相場を上回っています。
ただ、さらに前のモデルの16520の高騰ぶりを見るに、まだまだ高騰を続けても不思議ではありません。
③ロレックス サブマリーナ 116610LV
サブマリーナ 116610LV
そして最後に、サブマリーナ50周年記念モデルとして登場したグリーンサブこと116610LV。
流通量が少なく、特別感のあるコーポレートカラーが採用されたサブマリーナはここ1年で40万円程高騰しています。
限定モデルではないものの、いつかよりプレミア化するのではないかと根拠のない期待感を感じてしまうモデルです。
高騰するモデルのポイント
上記3つのモデルに共通する高騰の要因は以下が考えられます。
・ロレックスのスポーツモデル
・出回っている数が少ない、すでに生産が終了しているなど、手に入りにくいモデル。
・他とは違う特別感、珍しい仕様
これは6桁品番に限ったことではなく、今までのロレックスの傾向と同じではありますが、今回取り上げた3モデルのように大方の予想を超える高騰を出てくるモデルが出てくるでしょう。
ロレックスは時計のとしての魅力としてはもちろん、投機目的としての魅力もあります。
これからロレックスの売買をされる方の参考に少しでもなれば幸いです。