今話題のROLEXのデイトナ16520にも搭載されている、ゼニスのエルプリメロが
ガンギ車とアンクルにシリコン素材を採用し更なる進化を遂げていました!
クロノマスターオープン1969 03.2040.4061/69.C496の新旧を比べてみました!!
まずはエルプリメロの凄さについて
ゼニスのエルプリメロは
ロレックスのデイトナ・パネライのルミノールクロノグラフ・ルイヴィトンのタンブールクロノetc…
いろいろな有名ブランドのクロノグラフに採用されています!
これだけでも凄い事ですが、
何といっても毎時36,000振動のハイビートでしょうか!
36,000振動とは10ビート、つまり1秒間に針が10回刻みます。
現在の多くの時計は28,800振動を採用しています。
ハイビートだと何がいいのでしょう?
実際に高速で動いているのは時計の心臓部分のテンプなのですが、
回転しているコマと一緒で早く回っている方が衝撃などにあっても安定しています。
高速で回転している方が安定した精度を出しやすいのです。
ハイビートの問題点。。
高速で動かす為パワーリザーブが短くなってしまう。
歯車のかみ合う回数が増える為、歯車の摩耗が懸念される。
これをクリアして製品化したのがエルプリメロなのです!!
パワーリザーブ50時間、度重なる改良により高振動による弊害を解消!!
という事でエルプリメロの素晴らしさを理解して頂いた上で更なる進化について見てみたいと思います。
クロノマスター1969 新旧比較
左が新型で右が旧型です!
窓から36,000振動するテンプとそれに繋がるガンギ車とアンクルが見えるのですが
解りずらいですね。。。
アップにしてみました!!
さらにアップ!!!
左側の新型のガンギ車とアンクルの色が変わっています!
しかもガンギ車に星型のデザインが施されています!!!
(見難い場合は写真をクリックして拡大して見て下さい!)
この色が変わった部分にシリコン素材が採用されています。
脱進機をシリコンにする事によって
スチールに比べ硬度が高い為摩耗を低減!!
より軽量の為少ないエネルギーで同じ結果をもたらす!!
さらに無注油可!!潤滑油の劣化によって精度が落ちる事を防いでいます!!
完璧なムーブメントを実現
先に書いたハイビートの問題点は既に解決しているエルプリメロですが、
シリコン化したことによりパーフェクトなムーブメントになったのではないでしょうか!!
写真では伝わらない、見とれる程の高振動を是非ご覧頂ければと思います。
住所
〒104-0061 東京都中央区銀座8-7-11
ソワレド銀座第2弥生ビル 1F
電話番号
03-6252-3500
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定休日
年中無休 (臨時休業は除く)